ピックルボール発祥
ピックルボールは1965年、アメリカのワシントン州バインブリッジ島で誕生しました。ジョエル・プリチャード、ビル・ベル、バーニー・マコーラムの3人が、子供たちのために即席のゲームとして考案したのが始まりです。バドミントンのネット、卓球のパドル、穴あきプラスチックボールを使って遊び始めたこのゲームが、やがて「ピックルボール」として広まっていきました。
ピックルボールとは
ピックルボールは、テニス、バドミントン、卓球の要素を組み合わせた楽しくてエキサイティングなスポーツです。小さなコートで行われるため、初心者でも簡単に始められ、すぐに上達を感じられます。プレーにはパドルとプラスチック製のボールを使用し、ネットを挟んで相手とラリーを楽しみます。老若男女問わず楽しめるこのスポーツは、軽い運動と社交を兼ね備えており、健康維持や新しい友人作りにも最適です。急速に人気が高まりつつあるピックルボールを、ぜひ体験してみてください。
ピックルボールの現在
ピックルボールは近年、特にアメリカ合衆国で急速に人気を集めています。2023年の時点で、全米ピックルボール協会(USA Pickleball)の報告によると、アメリカ国内でのピックルボールのプレイヤー数は約450万人に達しています。この数字は過去数年で大幅に増加しており、ピックルボールは最も急成長しているスポーツの一つとされています。
ピックルボールの試合形式
ピックルボールの試合形式は、以下の4つがあります。珍しいことにピックルボールではシングルスよりもダブルスの方が盛んです。
- 男子シングルス
- 男子ダブルス
- 女子ダブルス
- 女子シングルス
- ミックスダブルス
ピックルボールの簡単ルール
基本ルール
- クラス分け: 年齢別、男子ダブルス、女子ダブルス、ミックスダブルス
- 得点: サーバーのみ得点、11点先取(2点差必要)
- ゲーム数: 通常3ゲームで2ゲーム先取
サーブ
- ベースラインの後ろからアンダーハンド
- 対角線のサービスコートに入れる
- サーブとリターンは1回バウンドさせる
特別ルール
- ノンボレーゾーン: ボレー禁止
- コートチェンジ: 得点ごとにサーバーが左右交代
シングルス
- ダブルスと同じルール
- 偶数得点は右側、奇数得点は左側からサーブ