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インテリアの配置とバランス

インテリアのバランスとは「それらを一体的に統括する総合力のこと」と言うのだとか。部屋の各々の要素がバランス良く配置されていて、その内部が美しくまとまっていると、それら全体が美しく見えるということのようです。 自由な暮らし方にとって、それらをどこに配置するのか、どこからがどこの部分なのか、人の目に触れてどのように映るのか、そういうものが生活の場への気配りと心地よさを創り出します。 たとえば、ダイニングテーブルはL字型に配置するより、コの字型やL字型で囲うようにレイアウトしたほうが良い印象になります。 L字のように横に広がって配置するなら、幅広のダイニングテーブルよりも、幅の狭いものをL字の近くに配置するとバランスがとれます。 家具に余計なものを置くことで、見えてしまってはいけないものが見えてしまったり、見えないために見過ごされてしまったり、またモノを置いたら更にその圧迫感や窮屈感を与えてしまったり…。モノとの距離感というのは普段の暮らしには難しいものですが、家具選びにおいてはその距離感についても慎重になることが重要です。 ただ、その過程で必要以上に自分の部屋内のテイストを似せてしまうと、部屋の統一感を欠いてしまうので、できるだけ似たテイストにならないようなインテリア選びを心掛けたいところです。