よくわからなくても読み解かなくてはならない、そんな事態に直面することがあります。「言語はいくつもの道具から成る。言語の構成要素とその利用、つまり、シンボル、記号の記号化の過程は、道具とその組合せで、すなわち、文字、音、シンボル、記号で作られる。」というやつです。 たとえば、古代語の解読とプログラミングは、現代ギリシア文字の解読よりも難解といわれています。それは、アリストテレスやユークリッドが書いたという「想像力」や「知恵」や「詩的な本質」という言葉の意味と、現代数学がどのように世界を解明しようとしているかとも関連しており、おもしろいヒントを与えてくれます。 プログラムコードを読み解くことは難しそうに思えますが、データ構造体のアドレスと、ロード命令の位置は対応しています。つまり、座標系が違うだけで、同じようなプログラムが記述できることが分かります。 初心に戻ってやり直してみると、必ずまず、最初の数行を読むことからやり直さないと意味がわからなくなってしまうのですが…。その先入観を消すことが大事なのかもしれません。
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